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送金額基準が経過措置中の国外居住親族の扶養控除適用の取扱い

2021/8/26

送金額基準が経過措置中の国外居住親族の扶養控除適用の取扱い

ひどすぎた国外居住親族の扶養控除の適用 従前の扶養控除の基準は、「合計所得金額が38万円以下である者」と規定されていたため、“国外で所得がある国外居住親族を何人も扶養控除の対象とする”という“節税手法”が、幾つかの国の外国人コミュニティーで喧伝され、悪用されてきました。 こうした悪用に対しては、「親族関係書類」や「送金関係書類」の提出等を必須とするなどの対策が取られてきました。 しかしながら、「送金金額の基準がなかった」ため、少しでも送金していて、その送金が「国外居住親族の生活費又は教育費に充てるための支 ...

消費税インボイス制度いよいよ始動

2021/8/25

消費税インボイス制度いよいよ始動

インボイス制度とは 正式には「適格請求書等保存方式」といいます。 令和5年10月から導入されます。 導入はまだ先の話ですが、この適格請求書等を発行できる事業者すなわち「適格請求書発行事業者」(以下登録事業者という)の届出と受付が今年の10月から始まります。 インボイス制度を理解するにはまず消費税の基本的仕組みを理解してください。 消費税の基本 消費税の負担者はその名の通り消費者です。 しかし消費税の納税者は消費者ではなく消費者から消費税を預かった事業者です。 事業者も事業活動において仕入れや諸経費等消費者 ...

相続で所有者不明土地にしないために

2021/8/24

相続で所有者不明土地にしないために

高齢化で相続が増加する中、利用されない土地が増えると、所有者が判明しない、又は連絡がつかない所有者不明土地が生じます。 今年4月、これらの解消を目的とした民事基本法制の見直しが行われました。 不動産登記制度の見直し 相続登記が義務化され、不動産を相続により取得した者は、その取得を知った日から3年以内に相続登記を申請しないと10万円以下の過料が徴収されます。 一方、相続登記はこれまで、登記義務者が共同して申請しなければなりませんでしたが、新たに相続人が自らを登記名義人の法定相続人であることを申し出れば、単独 ...

採用力を上げる求人票で押さえたいポイント

2021/8/23

採用力を上げる求人票で押さえたいポイント

採用を成功に導くには 有効求人倍率はコロナ禍の影響もあり低調でしたが2021年6月が全国平均1.3倍と上昇傾向になってきました。 採用を控えていた企業が採用活動に動き出しているのかもしれません。 採用活動は求職者に振り向いて自社に興味を持ってもらうところから始まります。 採用力を上げて望むような人材に応募してもらうには何をすると良いでしょうか? 採用するためには企業力と条件と採用活動が必要です。①企業力とは会社の規模、歴史、認知度、イメージ、商品サービス等で、②条件と言えば労働条件や仕事内容、職場の活性度 ...

途中入社の方の住民税の特別徴収への切替手続きは済んでいますか?

2021/8/20

途中入社の方の住民税の特別徴収への切替手続きは済んでいますか?

個人住民税の給与からの特別徴収制度 給与の支払いをする際に所得税を源泉徴収して国に納付する義務がある事業主は、原則として、個人住民税についても特別徴収をして納付する必要があります。 給与所得者の個人住民税は原則として特別徴収の方法によるものとされ、従業員の希望で普通徴収を選択することはできません。 この特別徴収制度は従前からある規定でしたが、制度の周知が十分でなく、徹底が図られていない状況にあったこともあり、これまで特別徴収は義務ではないと認識していた事業主も少なくありませんでした。 しかしながら、東京都 ...

多様化している納税手段(最新:モバイルレジでの簡単支払)

2021/8/19

多様化している納税手段(最新:モバイルレジでの簡単支払)

どんどん便利になる納税手段 税務署や銀行での窓口納付が基本だった納税方法も、24時間対応のコンビニ納付が導入され、平日の勤務時間以外にも納税ができるようになりました。 そして手元のパソコンからインターネットバンキングで納付できるPay-easy(ペイジー)が使えるようになり、わざわざ納税のために外に出掛ける必要もなくなりました。 さらに、クレジットカードでの納付制度の導入で、いま手元資金がなくとも、納付期限までに納税できるしくみも導入されました。 最新の方法としては、スマホで納付書のバーコードを読んで納付 ...

国際的な租税回避にデジタル課税の波

2021/8/18

国際的な租税回避にデジタル課税の波

今年7月、OECDでGAFAなど多国籍企業に対する新たなデジタル課税の導入が大枠で合意され、同月、イタリアで開催されたG20においても承認を受けました。 合意内容はこれまでの国際租税法の枠組みを超える画期的なものとなっています。 課税はローカル、経済はグローバル 課税権はそれぞれの国が持ち、課税対象、税率などを定めます。国際的な経済活動には2国間で租税条約が締結され国内法に優先します。 外国法人は国内源泉所得に課税され、事業所得は国内に有する恒久的施設(PE)に帰属する所得のみに課税されます。 一方、経済 ...

有期雇用契約者と雇用保険の離職者区分

2021/8/17

有期雇用契約者と雇用保険の離職者区分

離職理由による所定給付日数の違い 雇用契約で期間の定めある人が契約を更新し、その後退職した場合に自己都合による退職、契約期間満了の退職、雇止めによる会社都合退職いずれになるのか、離職理由で雇用保険の所定給付日数にも影響があるのでその内容を知っておきたいものです。 会社都合退職による離職は倒産解雇等による離職の場合ですが、契約期間満了の場合でもその事由によっては会社都合退職と同等の特定受給資格者に該当する場合があります。 期間の定めのある労働契約が更新されなかったこと等特定理由離職者に該当することもあります ...

夫婦共同扶養の場合における被扶養者認定基準の明確化

2021/8/16

夫婦共同扶養の場合における被扶養者認定基準の明確化

夫婦共同扶養の健保被扶養者の新基準 厚生労働省は夫婦共同扶養(いわゆる共働き世帯)における被扶養者の新認定基準を公表しました。 従前の取り扱いでは夫婦共同扶養において子供などを健康保険上の被保険者とする場合には、年間収入(当該被扶養者届が提出された日の属する年の前年分の収入)の多い方の被扶養者とすることが原則となっていました。 この度、年収がほぼ同じ夫婦の子について保険者間(それぞれの健保組合)いずれの被扶養者とするかを調整する間、その子が無保険状態になるのを避けるため、新たに基準が設けられました。 夫婦 ...

建物賃貸借に係る保証金から差し引く原状回復工事費用

2021/8/6

建物賃貸借に係る保証金から差し引く原状回復工事費用

原状回復工事費用とは? 賃借人がアパートやマンションを退去する時、次の入居者に貸せる程度にきれいすることが、賃貸借契約書では謳われております。 これを原状回復工事費用と言います。 一昔前は、その費用は立場の弱い賃借人がすべて負担しておりましたが、裁判で争った事例もあり、現在では年月を経ることによる通常損耗(壁紙の劣化等)は賃借人が賃貸人に支払った家賃で填補されているとして、賃貸人の負担となっております。 それを超える損失(備え付け器具等の破損等)は賃借人の負担となります。 実務では賃貸借契約時に詳細にどち ...